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高血圧治療薬のオルメテック(オルメサルタン)

オルメテックは、アンジオテンシン2受容体阻害薬の1つです。
血圧を上げるアンジオテンシンという物質をおさえる働きがあるので高血圧の治療に使われます。
第一三共が1995年にオルメテックをつくりました。
現在、日本では興和創薬と第一三共の2社がオルメテックを販売しています。
他にも、腎臓病や心臓病の治療にも効果があると考えられているのでこれらの病気にも使われることがあります。

オルメテックの主な成分はオルメサルタンやメドキソミルなどです。
オルメサルタンは活性型の遊離カルボン酸というものを発生します。
薬には併用してはいけないものや併用を注意しないといけないものがあります。
オルメテックの場合は、アリスキレンを併用すると低血圧、腎機能障害、高カリウム血症などが起こる可能性が高いので、併用してはいけません。

併用注意の薬はたくさんあります。
例えば、ロキソニン錠600mgやセレコックス錠100mgなどです。
これらのものは一部で他にも併用注意の薬はたくさんあります。
オルメテックと他の薬を飲み合わせる場合は、医師と相談するか自分で調べないといけません。
オルメテックを使用することによって、副作用が起こる場合があります。

発症する確率は低いが重大な副作用は、血管浮腫や腎不全、高カリウム血症などです。
症状が軽い副作用は、めまいやふらつき、低血圧、頭痛などです。
低血圧になると、全身に十分な血液を送ることができなくなります。
特に、脳は供給されにくいです。

オルメテックは通販では販売されていません。
高血圧はヒートショックなど命を落とす危険性があるのでとても危険なので、医師の診断を受けて使わないといけません。

ヒートショックとは寒い時期の急激な気温の変化によって血圧が大きく変化することです。
入浴する時は危険性が高まります。

持病やアレルギーがある人、妊娠している可能性のある場合は医師に伝えないといけないです。
胎児の成長に悪影響をおよぼす場合があります。
成人は1日1回の服用が基本です。

オルメテックが販売中止となった経緯とは?

オルメテックには、ジェネリックの薬も開発されています。
これに対抗するために、第一三共の子会社の第一三共エスファはジェネリック医薬品のオルメサルタンOD錠という薬を販売しています。
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れたあとに販売される薬です。
成分や効果も新薬と同じで、価格は新薬よりも安いです。
新薬の開発には、長い年月とお金が必要です。

一方で、ジェネリック医薬品は短い期間で開発することができるので価格を安くすることができます。
膨大な医療費を削減することができるという理由で国も推奨しています。
2017年3月末でオルメテック錠の普通錠の販売が中止になりました。
それに代わって、同じ成分のOD錠へ移行することになりました。

販売中止になった経緯は、オルメテックの普通錠の特許の期間があと少しで切れてしまいます。
そうなるとジェネリック医薬品を他社が発売することになるので、それに備えるためです。
OD錠は2015年発売の薬なので、特許が切れるのは長い時間があります。
普通錠が販売中止になってしまった理由は、このような経緯があったからです。

現在、多くの製薬会社がオルメテックの普通錠を販売しています。
OD錠とは、OrallyDisintegratingの略です。
日本語に訳すと、口腔内崩壊錠になります。
この薬の特徴は、口の中に入れると唾液でとけるので、水を飲んだり噛み砕いたりして飲む必要があります。
どんな場所でも、飲むことができます。

短所は、普通錠に比べて1mm大きいので飲みにくいです。
現在は販売されていませんが、オルメテックの普通錠と比べて値段が高かったです。
しかし、第一三共エスファが販売しているOD錠は最も高いものでも84円で安くなっています。
OD錠を使うことで多くのメリットがあります。

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